WOODONE 空間デザインアワード ▶ 2024年 結果発表&表彰式レポート

WOODONE 空間デザインアワード

結果発表&表彰式レポート

2024年11月11日、伊東豊雄先生が意匠設計を行ったウッドワンプラザ金沢にて『WOODONE空間デザインアワード2024』の表彰式が開催されました。まずはじめに、中本祐昌社長が「WOODONE空間デザインアワードも8回目を迎えました。開始当初はどのような作品が集まるか不安でしたが、年々内容が充実し、今回も非常に質の高い作品が集まりました。審査では、どの作品を選ぶか悩む一方で、依頼主の皆様が喜ぶ姿が浮かび心が温かくなりました。今後も素晴らしい作品作りをお願いするとともに、弊社の商品がその一助となれば幸いです。これからもどうぞよろしくお願いいたします。」とあいさつ。続いて応募作品の中から入賞7作品が発表され、受賞者に表彰状と賞金が手渡されました。今年は株式会社 空間建築-傳 山本智一さんの作品が最優秀賞の伊東豊雄賞に選ばれました。山本智一さんは「伊東先生と同じ場にいて緊張していますが、最優秀賞をいただき本当に嬉しいです。また、予想外の受賞に驚きました。この喜びを事務所のスタッフと分かち合いたいです。」と喜びを述べ、会場は大きな拍手に包まれました。

審査講評

審査委員長伊東 豊雄氏 コメント

WOODONE空間デザインアワードを8年にわたり続けてくださった中本社長をはじめ、ウッドワンの皆様に、建築に携わる者として厚く御礼申し上げます。この度、最優秀賞を選ばせていただいた株式会社 空間建築-傳の『ナゴヤノコヤ』の作品は、36坪という限られた敷地条件の中、施主様の「外部に開放したくない」というご要望に応えつつ、狭さを感じさせない巧みなプランニングが評価されたポイントです。また、外観もシンプルで美しいエレベーションが施されており、建物全体の完成度が非常に高いものでした。入賞された他の皆様も心からお祝い申し上げます。今後も多くの方にご応募いただき、ウッドワンの製品を活かした新しいチャレンジが生まれることを期待しています。

選考会

ウッドワン空間デザインアワード2024では「木のぬくもりを活かした空間」をテーマに施工例を募集。これに対して全国から208作品が寄せられました。その中から審査基準である5つの視点で厳正に審査(@木のぬくもりを感じるデザイン、Aライフスタイル・ワークスタイルが見えること、B指定商品が空間と調和していること、C指定商品がアクセントとして活かされていること、D環境負荷の低減もしくは配慮していること)。
8年目となる今年も審査委員長には現代建築の巨匠・伊東豊雄氏を迎え、ウッドワンからは審査員として中本 祐昌社長、伊藤 慎次郎営業推進部 部長、池岡 知紀商品企画室 室長が参加。9月11日、戸建・マンション新築部門、店舗・非住宅新築部門、リフォーム・リノベーション部門の3つの部門から入賞17作品(最優秀賞1、優秀賞4、入賞2、ウッドワン賞10)を決定しました。

入賞作品

最優秀賞
(伊東豊雄賞)

戸建・マンション新築部門

「ナゴヤノコヤ」

山本 智一 株式会社 空間建築-傳

優秀賞

戸建・マンション新築部門

「西之一色の家X」

丸山 泰正 有限会社 丸山建築

リフォーム・リノベ部門

「住み継ぐ家」

小林 建一 有限会社 山路工務店・結設計室

リフォーム・リノベ部門

「『鶴川内の家』
〜母のためのリノベーション〜」

松本 孝充 松本設計

店舗・非居住新築部門

「愛知海運新本社」

清水建設 株式会社

入賞

戸建・マンション新築部門

「喜連川の家」

中山 大輔 株式会社 中山大輔建築設計事務所

店舗・非居住新築部門

「伊勢丹新宿店
ショーウィンドウディスプレイ」

清水 督史 株式会社 スタジオアルタ

ウッドワン賞

戸建・マンション新築部門

今村 圭吾 株式会社 木村建設

戸建・マンション新築部門

池上 亜矢子 辰巳住研 株式会社

戸建・マンション新築部門

岡本 和樹 株式会社 岡本和樹建築設計事務所

リフォーム・リノベーション部門

株式会社 グッディーホーム

リフォーム・リノベーション部門

小澤 洋子 EC南部コーポレーション 株式会社

リフォーム・リノベーション部門

大津 美奈子 女子建築設計 株式会社

リフォーム・リノベーション部門

リノベーション デザイン部 株式会社 インテリックス空間設計

リフォーム・リノベーション部門

村上 萌々子 阪急阪神不動産 株式会社

リフォーム・リノベーション部門

LOHAS studio デザインチーム 株式会社 OKUTA

店舗・非住宅新築部門

山本 聡 株式会社 kinoca