2022年11月11日、ウッドワンプラザ金沢にて『WOODONE空間デザインアワード2022』の表彰式が開催されました。まず、中本祐昌社長が「日本の再造林率は30%と言われておりますが、私どもは30年周期で一度木を切ってもまた必ず植えるという林業をニュージーランドで続けて参りました。そして今、皆様にご覧いただいているこの素晴らしい建物になっています。このウッドワンプラザ金沢も今年で築6年目となりますが、今でも美しさを保てているのは、まさに持続可能な林業を続けているからこそです。ぜひこの機会に、今後とも私どもの商品と共に、環境に貢献する素晴らしい建築を続けていただけたらと思います」とあいさつ。続いて応募作品の中から入賞7作品が発表され、審査委員長の伊東豊雄先生より、受賞者に表彰状と賞金が手渡されました。今年はg_FACTORY 建築設計事務所 渡辺ガクさんの作品が最優秀賞の伊東豊雄賞に選ばれました。渡辺ガクさんは、「建築に携わる中で、これからはリノベーションや改修が増えてくるのかなと感じています。そういう意味で、木材は何度も再生したり、それこそ100年くらい前の材料をもう一回削り直して使ったりということが可能な、とても順応性がある材料なので、これからももっと積極的に活用しながら、地域社会、そして建築業界に循環できるような形にできれば良いなと思っております。」と喜びを述べ、会場は拍手に包まれました。